· 

もうひとりの直子と共に

高校の修学旅行、長野でスキー

先日お盆レッスンに来てくれた友人も

 

 

未来食を伝えたい!!と燃えているわたしの心の中に、実は「もうひとりの直子」の存在が常にある。背格好はほぼ一緒、名前は漢字も一緒の直子、高校の2年間同じクラスで趣味や好きな雑誌(オリーブ)なども似ていた。一年の時はクラスが違ったけれど、気が合うのでよく電車で登下校一緒にしていて、休みの日に二人で小倉や中津(一番近い繁華街)に行ったこともある。

 

 

示し合わせた訳ではないけどなんと進学した大学も一緒。彼女は地元から通い、わたしは福岡市内で一人暮らしした。3年夏から4年夏にかけて私がフランス留学すると決まり、下宿していたアパートをどうしようかということを考えた時、彼女に白羽の矢が立った。せっかくだから1年間ここに住まない? 快諾してくれて、私がグルノーブルにいる間、彼女が早良区のロフト付きアパートで暮らした。

 

 

社会人になってからは会う機会は減ったけれど、一度わたしのひとり暮らしのおうちに泊まりに来てくれたことがあったし、共通の友人が結婚することになったときは結婚式に一緒に駆けつけて、式前の花嫁を覗きに行ったり、ルナソルのアイシャドウを貸してくれたりした。

 

 

そんなもうひとりの直子、友人の結婚式で会ったのが最後になった。また遊ぼうね〜とやりとりはしていたものの、わたしが愛知と福岡を行ったり来たりしたり、子どもを産んだりしていた間に彼女に癌が見つかり、1年足らずであっという間に逝ってしまったのだった。ハードに働いている様子だったので「あんまり無理すると身体壊すよ〜。」と別れ際に言ったけれど、まさかそんなことになるとは夢にも思わなかった。

 

 

ところで当時、私の精神状態もひどかった。自信がなく、元旦那からはモラハラまがいの扱いを受けて狭い世界にいた。スマホをやめてラインも退会していたので共通の友人との繋がりも切れていて、友人の闘病・死をリアルタイムで知ることができなかった。それでもご縁というのは不思議なもので、子供が幼稚園に入る際、別の友人と偶然再会しそれを通じて共通の友人と再び繋がり、そのことを知った。見えない力が繋いでくれたとしか思えない。

 

 

実家に電話した時、お父さまが出られて「高校で同じクラスだった大村です」と伝えると友人そっくりの喋り方で「直子は亡くなりました」とお答えになり、思わず涙腺が崩壊した。後日ご挨拶に行き、お母さまにその後の話をいろいろと伺った。わたし達には関係ないと無邪気に信じていた「抗がん剤」やら「国立がんセンター』などのワードが出てきて、壮絶な最期だったのだと知った。信じがたかった。そしてもうひとつ信じられないことが起きた。約半年後になんと北九州市立医療センターでわたしも癌宣告を受け、医師に抗がん剤治療と手術をするように通告されたのだった。ステージはすでに2から3。発がん作用があると知りCT検査を断ったので、詳しくはわからない。

 

 

友人のことがよく心に浮かんだし、夢のなかでも何度も交流した。

 

 

わたしは別の道を行くことにした。病院での治療は一切しないという道。自分なりに勉強したり、ご縁ある方の話を聞いたりしてみて、今の世の中は医療に過度に依存させるシステムになっていて、病気そのものより医療自体が人々を傷つけ苦しめ殺している、という認識に至ったから。特に癌は本来穏やかに安らかに死ねるものなのに、医療を施すことで壮絶な苦しみを味わい、生きられるひとも死なせてしまうものだと感じた。もうすぐ癌宣告から丸三年経つ。どうしてそんなに自分を信じることができるのか、と驚かれることもあるが、医療依存の認識から脱却したことに加えて、和語を学び、生命というものの捉え方が変わり、宇宙を信頼することができるようになったからだと思う。もうひとりの直子とこんな話ができてたら、こんな道を示せていたら別の結果があったのではないかといつも思う。

 

 

これまでの刷り込みが強烈だからすぐに意識の転換をするのは難しいかもしれないけれど、わたしが元気に生きてる姿を発信することで「そういう道もあるんだ?!」と知ってもらえたら嬉しい。一緒に元気になって「がんを始めとする病気なんて自分で治すのが当たり前」という新しいスタンダードを共に創っていけたらもっと嬉しい。未来食つぶつぶを実践すると身体が変わっていくのを毎日実感することができるので余計な不安はなくなっていく。

 

 

元気になってやりたいこと楽しいことに意識がフォーカスしてゆき、今はファームステイの受け入れや英会話の勉強に夢中だけど、螺旋をのぼってゆく過程、癌宣告された誕生日が近づくとこのことを思わずにはいられない。そして「今日も息ができてありがたいな」ということを思い出す。



医療によって無駄に苦しんだり、死んでいく人をひとりでも減らしたい、嘘の真逆情報で生命が蹂躙される世の中を少しずつでも変えていきたいという気持ちがいつでも心の中で燃えている。



友人の冥福を心から祈念します。

 

 


 

脱医療とセットで必要な食の転換はまずここから

 

未来食セミナー scene 1




わが家の医療アイテムは絆創膏のみ。




未来食セミナーのお申込みはこちらから


https://tubu-tubu.my.site.com/InitScreen?adId=&p=&mId=


 

 

和語もいいよ


和語で読み解く「イノチ」の意味










 

 

関連記事



誕生日を前に