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高キビで世界を救える5つの理由



高キビという雑穀をご存知でしょうか?

高キビの穂にあまえるたぁちゃん(6歳)



高キビはアフリカ原産の穀物です。もろこし、こうりゃんとも呼ばれ、英語ではソルガムと言います。


「ももたろう」に出てくる「キビ団子」の材料といえば、誰もが知っているはずです。


この高キビのポテンシャルがすごいんです!


高キビが世界の飢餓を救う!




ソルガムというと今では世界中で「牛のエサ」だと思われています。しかし本当はひとの食べ物。アフリカ、インド、中国などで伝統的に食べられてきました。韓国では身体にいい食べ物として浸透していて、こどもと韓国の絵本を読んでいると高キビ畑の描写が出てきたりします。


現在の地球上での穀物の総生産量は年間約20億トン。1人あたり300キロほどの穀物が生産されているのです。


全人類が食べていけるだけの食糧があるにもかかわらず、毎年1000万人もの5歳未満のこどもが栄養失調で死んでいます。


牛肉1キロを作るのに穀物10キロが必要なので、家畜を養うための穀物をこのこども達に与えていれば彼らは死なずにすんだのです。


わたし達が肉食をやめれば、8億人もの飢餓に苦しむ人を救えます。



炊いた高キビはお肉のように使うことができるので、未来食つぶつぶでは「ミートミレット」と呼んでいます。炊いた高キビで作る「高キビハンバーグ」は未来食つぶつぶの大人気メニューです。



STOP ! 温暖化




いま世界の森林が放牧のために激減しています。


肉を大量消費する先進国がブラジルやボリビア、ベネズエラといった中南米のアマゾン熱帯雨林地帯を安値で買い叩き、森林を切り倒して牧草地にしています。


ワールドウォッチ研究所によると、ハンバーガーパテ1個を作るのに5㎡の熱帯雨林が失われるそうです。すでに日本の総面積の3倍が牧草地となり、さらに毎年1600万ヘクタールの森林が失われ続けています。


牛肉より美味しい高キビミートを食べる人が増えたら?森林と未来を守ることに繋がります。



STOP ! 砂漠化




なんと、世界の土地の60%が放牧に使われているそうです。牧草地は牛に牧草を根こそぎ食べつくされ、尿で土が酸性化し、蹄で固く踏み潰された土には何も生えなくなってしまうため、一度荒廃した土地は砂漠化していきます。


中国では4億400万の家畜のために砂漠化が拡大。宇宙から見るとゴビ砂漠は今や北京の240キロ地点まで迫っています。



STOP! 水不足




地球上の水の97%は海水で、淡水はわずか3%。


食肉生産には大量の水が必要なので(ハンバーガーパテ1個にシャワー1ヶ月分の水が必要)水資源問題を深刻化させる原因となっています。


日本では蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水ですが、未来を守るためには水の循環を取り戻していく必要があります。



高キビミートですこやかに




肉食が環境破壊に繋がっていると知っていても、以前のわたしはお肉が大好きで、辞められるなんて思っていませんでした。


でも乳がんと宣告され、このままでは死ぬんだと突きつけられたら簡単に辞めることができました。


辞めてみたら、腸の状態が良くなり、日々の体調だけでなく精神状態も良くなりました。さらに高キビをはじめとしたつぶつぶ雑穀や未来食7つのキーフードを取り入れることで、同調圧力に負けない自分軸を取り戻すことができ、夢を生きるわたしになれました。がんに対する恐怖も消滅しました。



1人1人の意識が未来を変える




肉食が環境と自分を破壊する行為だと気づいてやめる人が増えていけば、さまざまな問題の解決に繋がっていきます。肉を辞めて、高キビミートを食べることが世界平和に繋がります。



さらになんと!炊いた高キビを麹で発酵させて甘酒にすると高キビチョコ風まで作れちゃうのです。


高キビのわたし達に対する愛情はなんて大きいんでしょう。


もちろん高キビミートハンバーグや高キビ甘酒チョコトリュフ以外にも美味しいレシピがたくさんあるので、教室でお伝えしていきます。



お読みいただきありがとうございました。


高キビ甘酒の仕込み方も載っている書籍はこちら