生き方転換のモデル
地球環境も人々の暮らしも臨界点寸前の現代社会。
反生命の価値観やゆがんだ通念から自由になって生きるには？
経済奴隷社会から脱却して、お金や権力に支配されない暮らしをするには？
その答えが山形県の小国にあります。
未来食つぶつぶ創始者の大谷ゆみこさんが「平和な世界をつくるにはどうしたらいいか？」「自分たちに何ができるか？」「お金に縛られ過ぎる生活からどうやって脱出するか？」と模索しながらパートナーの郷田和夫氏と３人のお子さんを連れて山形県小国に移住したのは１９９０年。
はじめはティピー（インディアンテント）、次に約５坪の小屋を作って暮らし始めました。家族みんなで種をまき、畑を耕し、家を造りながら山々を歩き楽しみ、体全体で喜んで生きていると感じる毎日を送りました。
雑穀、野の幸山の幸を活かした美味しい料理も次々と生まれ、こども達も大人達も同じようにキラキラ輝いた目で生きていることが嬉しくて仕方ありませんでした。
こんな喜びにあふれた暮らしがあるということをたくさんの人に知ってもらいたい！と生まれたのが「いのちのアトリエ」と「つぶつぶファーム」です。
いのちのアトリエが建つ土地は標高３５０メートル、たっぷりの湧水に恵まれた、山間地には珍しく一日中日が陰らない心地よい、四方が見渡せる独立空間です。
家族や仲間と「いのちのアトリエ」造り
１９９５年７月からいのちのアトリエ造りが始まりました。基礎など本業の人にしか作れない部分以外は家族と仲間でセルフビルドです。葉枯らし材、木質繊維の断熱材、手漉き和紙の障子などの素材を使い、薪ストーブひとつで３階まで温かい空気循環システム、畑と直結した台所は土間、壁も柱も呼吸するような家が建ちました。
七色の雑穀畑「つぶつぶファーム」や季節の野菜畑の他、スパイラルハーブガーデン、うんちやおしっこを燃料や肥料として循環させるバイオガスシステムのトイレ、土壌トレンチ浄化法など、人が少し手をかけることで自然をより豊かにし、その恵みを受けることで暮らしも豊かになっていくような素敵な共生技術がたくさん盛り込まれています。
雑穀栽培と種継ぎを柱にした農的暮らしの実践、エネルギー消費の縮小とエネルギー自給への取組みも３０年近く前から実践されていて、まさにSDGsのお手本です。
美味しいつぶつぶ料理を食べ、お昼寝をはさみながらみんなでおうちを建てていく様子はとても和やかで信頼に満ちていました。（ DVD「風の家族」でその様子を垣間見ることができます。）
暮らしの中で、遊んで、生きて、学んで働く
冷蔵庫もテレビもない、医者に行かない、薬にも依存しない。こども達は学校に行かずとも暮らしの中で学び合いすくすくと成長する。自然との一体感の中に、愛と信頼に満ちた人間関係があり、こどもも大人もキラキラと充実した時を過ごせる。都会にいる必要が全くなくなって心も暮らしも自立している。資本主義の呪縛や近代化の波から自由なそんな暮らしが実際そこにはあります。
自然や誰かを搾取したり踏みつけたりしなくても得られる豊かな暮らし、細胞からの心地良さを体感しながら心からリラックスして満ち足りた時を過ごせる場所。
「いのちのアトリエ」は人と地球が調和する、これからの人類が目指すべき方向性を体現しているパワースポットです。それも、地球や神さまのパワーを受け取りに訪れるだけのスポットではなく、人と地球と宇宙が三位一体になった毎日の楽しく幸せな暮らしを日常にダウンロードするためのパワースポットです。
大谷ゆみこさんやご家族が暮らすいのちのアトリエでは拡大家族のように受け入れてもらってこの暮らし体験できるオープンハウスや合宿があります。大地と直結した暮らしを体験し、いのちを輝かせる食の知恵や共生の術を学び、同じ感動をわかちあえる場所です。
いのちのアトリエへの想いが高まり過ぎて、こんな記事を書いておりますが、まだ行ったことはないのです。わたしにとって最善のタイミングで行けると信じています。そしてわたしのキッチンガーデンメディテラネもたくさんの人と心と技を合わせて地球の生命循環の輪に戻るための拠点「いのちのアトリエ」のようなterra小屋にして行きたいと思っています。
福岡つぶつぶ料理教室
kitchen garden méditerranée
(キッチンガーデンメディテラネ)
つぶつぶ料理コーチ 増田直子
【つぶつぶ料理教室公式サイト】
https://tubutubu-cooking.jp/schools/detail/202
【Instagram】
https://instagram.com/kitchen_garden_mediterranee?igshid=YmMyMTA2M2Y=